お知らせ
【署名】 「有機基準は誰のもの?」オンライン署名へのご協力のお願い
2025.12.3
有機 JAS は、有機の原則に沿って有機生産・加工等における要件を定めたもので、それを 守って作られた有機食品を、安心して売り買いできるようにするためのものです。当然、 消費者や生産者が納得するものである必要があります。有機 JAS 認証を取るか取らないか にかかわらず、それは安心できる食品の基準として食全体に影響があるものです。
もし、有機食品というから買ったのに、それが遺伝子改変されていたら、消費者は納得 できるでしょうか? また生産者は納得いくでしょうか? でも、農林水産省は独自の判 断でそれでも問題ないとする姿勢を示しています。
消費者や生産者の納得のいく、有機の原則に基づいた基準にしなければ、日本の有機食 品は信頼を失ってしまいます。
そこで、みなさんの声を農水省に送り、信頼できる有機基準に変えていきましょう。
署名の送付先:農林水産省
農林水産省は、「あきたこまちR」などの遺伝子が改変された米を「有機」 「オーガニック」農産物として有機基準で認める見解を示しました。これらの米は、開発段階で重イオンビームを照射して人為的に遺伝子を改変させる技術 を使った「コシヒカリ環 1 号」に由来する品種の米です。
自然の摂理を逸脱しないという有機農業の基本原則に照らせば、「あきたこ まちR」を「有機」として扱うことは明確な逸脱です。また、有機農業に期待 する消費者の信頼を裏切ることになります。
私たちは、農林水産省が重イオンビームを使って開発した品種でも有機農産 物と認証できるとする見解を取り下げ、有機基準を市民との対話に基づき、信 頼できるものにすることを求めます。
(署名開始:2025 年 10 月、第 1 次集約未定)
呼びかけ団体:OK シードプロジェクト





