組合員活動報告

平田産業さんの「自然派Style一番搾り純正なたね油」でマヨネーズを作ろう!

2025.9.24

□開催日:2025.9.24(水)
□主催:ビジョン食と農
□会場:小田北生涯学習プラザ実習室
□参加人数:18人

「どういう商品を出すかは、生産者のモラル」――平田産業の柳田さんを招き、“自然派Style一番搾り純正なたね油”を使ったマヨネーズづくりと商品のこだわりについて聞きました。「非遺伝子組み換え原料使用」と「遺伝子組み換え原料不使用」は一見似ていますが、「不使用」と表示できるのは、厳密な分別管理と証明により遺伝子組み換え原料が一切含まれていない場合のみです。平田産業のなたね油はこの厳しい基準を満たし、圧搾一番搾り・食酢と湯洗いによる不純物除去など、3つのこだわりを貫く日本で唯一の生産者です。国産なたねの自給率はわずか0.15%で、輸入の95%はカナダ産遺伝子組み換え(GM)作物です。近年、温暖化の影響で収量が減少する中、NON-GMなたねのほうが収量が上回ることもあり、GMではなくNON-GMを作りたい生産者が増えているという嬉しい報告もありました。
なたね油は飽和脂肪酸が少なく、オメガ3をバランスよく含む栄養価の高い油です。手作りマヨネーズはあっさりとした口当たりで、ポテトフライも脂っこくなりません。試食した神山鶏のナゲットもこの冬から平田産業の油に切り替わるとのことで、さらに安心でおいしさアップが期待されます。油の選ぶことは、安心で持続可能な農と食を守る行動そのもので、私たち一人ひとりの選択が未来をつくる力となります。なたね油を通じて、遺伝子組み換え作物の現状や危惧されるリスク、食の安全について考える時間となり、自然派生産者の徹底したこだわりと厳しい商品基準を改めて確認しました。(報告者:川中)

参加者の声(抜粋)

  • 避けがちな油ですが油の中にも原料、作り方といろいろあり平田さんの油は安心してすすめられることがよくわかりました。
  • いつも米油を購入していたのですが、なたね油を買ってみようと思いました。米油の勉強会もあれば油の比較もできていいなと思うのでぜひ企画お願いします。
  • 年齢も高くなり子どもも大きくなったことで食べ物はそんなに気にしなくても、、、という人がいるのですが(私も少しそのようになりかけていました)やはり食の大切さを再確認できてとてもよかったです。
  • 原料、しぼり方、精製のこだわりがよく分かった。
  • 一般的なものとの違いをもっとみんなに知ってもらいたい。