組合員活動報告
総代交流会『クリスマスケーキを食べながら平和を考えよう♪』
2025.10.22
□開催日:2025.10.22(水)
□主催:理事会
□会場:神戸市立婦人会館 もくれん
□参加人数:45人
戦争は、国が守るべき命にさえ“優先順位”をつけました。戦時下の学童疎開は「子どもを守るため」ではなく、将来の兵士と“兵士を生む女性”を確保するための政策でした。障害のある子どもたちは対象から外され、守られることはありませんでした。沖縄では住民に集団自決が強いられ、長野県松代では天皇を守る巨大地下壕が建設されるなど、戦争は国民の命と生活を切り捨てて進められていきました。
この深い反省から、日本国憲法は誕生しました。憲法は国民ではなく、国家権力を縛るための“再発防止装置”です。基本的人権も、自由も、平和も、戦争によって踏みにじられたものを二度と失わないための約束として明記されました。愛知県立大学の久保田貢教授は、「憲法は完成品ではなく、育てていくプロジェクトだ」と語り、学び続ける必要性を呼びかけました。塩見
参加者の声(抜粋)
- 平和は祈るのではなくて、それぞれの努力と運動の中で続いていることを改めて感じた。憲法の理念を国民がもっと学び、議論ができるようになっていけたらと思いました。
- 実際に体験した人達の話しを聞くことの大切さを改めて思いました。戦争をしても何も良いことなどない、加害者にも被害者にもなる、被害者になった人達の負の想いを後世に残さず、世界中の人達が手をたずさえて生きていければなと思いました。
- 多国人がたくさん移住し、多様化が進む中で、他人と仲良く生活することが難しいと感じています。学校の修学旅行でも平和教育をしてほしい。
- 未完のプロジェクト、良くも悪くも変更可能なことにあやうさを痛感しました。
- 安心・安全な食料は戦争や武力による威嚇によらず手に入るし、平和だから手に入るのだと具体的に広く周りに広めたい。食料となる生きものの犠牲もできるだけ軽くし、人類が自然として生きていける地域をめざしたい。







