組合員活動報告

「「ヨコノ食品」見学」報告

2017.6.16

主催:Fブロック(中央区・灘区・東灘区・芦屋市)

Fブロックのスタッフ研修で、 “芋せん千本”でおなじみの神戸市西区「ヨコノ食品株式会社」さんへお邪魔しました。創業35年、コープ自然派との関わりは約17年ほどだそうです。ある企業様よりこだわりの製品を作って欲しいとの依頼があって以来、徐々に国産原料にこだわった商品づくりを目指すようになったそうです。


製造過程を見せていただきましたが、芋のカットも手作業、そして大きな釜に入った油を菜箸のような棒でかき混ぜるのも手作業。これからの暑い季節は本当に大変な作業だとおっしゃっていました。こういった昔からの手作りにこだわりつつも、近年では「真空フライ機」などへの設備投資もなさり、“日本の野菜・極”を始め、国産野菜を使っての揚げ菓子も展開されています。

「他にできないものを作っていかないと。」と何度も仰っていたのが印象的でした。手作り品は大量生産が出来ないためにそれが価格にも反映するため、決して安価では出せません。社長曰く、「普通の流通からは外れているのかも。」。それでも最近ではいつの間にか海外からも引き合いが。今後は日本人の選んだ、日本人の目に叶った製品を海外へも売っていきたいと言われていました。

働いている方の離職率も低く、そういう会社への愛情、ひいては商品への愛情がひしひしと感じられるヨコノ食品様の製品に、今までにも増して魅力を感じることが出来ました。