組合員活動報告

いのちとくらしの映画祭with枝元なほみ

□開催日:2024.2.12(月・祝)
□主催:いのちとくらしの映画祭実行委員会 
□会場:県民会館 けんみんホール

今回で6回目となる「いのちとくらしの映画祭」は参加者、ブース出展団体、ボランティア、実行委員を含め約200名で集うことができました。

今年度は高橋伴明監督の「夜明けまでバス亭で」を上映しました。
この作品は2020年冬にバス停で寝泊まりしていた女性が突然襲われた悲劇から想を得て作られ、ごく普通に慎ましく暮らしていた女性がホームレスになってしまったことを通して、この「豊かな国」の歪みを問いかけています。

講演会は枝元なほみさんにお越しいただき「お腹も心も満たせる『場』づくり」と題してお話いただきました。

穏やかな口調でお話される枝元さんのエネルギッシュな活動、売れ残りのパンを集めて販売する「夜のパンやさん」、ビックイシューさんとの関り、みんなが集まれるユニークな場づくり、食べ物を差し上げることは「生きて」のメッセージ…などお話くだり、会場は笑顔があふれ、あたたかな空気に包まれました。

映画祭会場には、誰もが尊厳を持って生きられる社会にするために弱者の立場に立ち活動を続けておられる8つの団体にブース出展をしてもらいました。来場者への発信や交流、関連団体のつながりの場となりました。