組合員活動報告

今年のカレンダーは『12人の絵本作家が描く応援カレンダー』に決めた♪

2023.10.13

□開催日:2023.10.13(金)
□主催:カリカリちゃん(姫路市兵庫県姫路市東延末1-69)
□会場:ビジョン環境

「子ども脱被ばく裁判の関西支部」事務局、「一般社団法人リボーン」代表の後藤由美子さんをお迎えし、コープ自然派兵庫のフレンドショップ「カリカリちゃん」でお話を伺いました。3.11はいまだに起き続けている、と後藤さん。2011年夏から、福島の子どもたちを市川町の自宅でもあるお寺に招く、「保養」活動をされていました。外に出たいのに出られない、そんな福島の子どもたちを長期休みに受け入れてこられました。
現在は、原発事故避難者の移住のサポートをされています。「一般社団法人リボーン」は、2020年に応援カレンダープロジェクトから寄付を受けました。
応援カレンダープロジェクトは、避難、移住、保養を希望する親子を支援する団体だけでなく、放射能の影響から子どもたちを守るため、放射能測定所やそのネットワークにも助成しています。
お話の中で「子ども脱被ばく裁判」のことを聞きました。印象に残ったのは、メディアが子どもの被ばくのこと、裁判のことをあまり報道していないことでした。現実の悲惨さが共有されない、と。そしてその判決に対し、「あきれはてても、あきらめない」と。私たちがどのような社会を望むのか、どのような世界に生きたいか、という願いは、現状に疑問をもつところから始まる、と後藤さん。10年以上、原発事故避難者の方々に心を寄せて活動してこられた後藤さんの力強い言葉に、私も現状をもっと周りに伝えていこうと思いました。

報告者:大橋亜紀子

後藤さんから保養活動についてお話を伺いました。